ウェブデザイナーの派遣ってどうなんだろう?

最近職場でウェブデザイナーの派遣の話題が出たのですが、

誰も経験したことがなかったので、

「実際のところはどうなんだろう?」と疑問のまま話題が終わってしまいました。

 

そこで少しウェブデザイナーに限らず、

クリエイティブ系の職種の派遣について調べてみました。

 

そもそも、派遣とは一体なんなのでしょうか?

一昔前、「派遣切り」という多くの派遣の人たちの雇用を打ち切ってしまう、

というニュースが持ちきりになりましたし、

「派遣の品格」というドラマもあったことから、

派遣の存在が大きく世に知られるようになりました。

 

その仕事体系は、アルバイトやパート、正社員とも異なり、

派遣で働きたいという人が派遣会社に登録、派遣社員となり、

派遣先の会社に出向して働きますが、このとき派遣社員は派遣先の会社とは直接

雇用と結ばず、派遣会社と雇用契約を結んだまま、派遣先会社で働く、

という特殊な雇用体系になっています。

 

派遣の職種は多岐に渡り、飲食業から、コールセンター、事務職、

もちろんデザイン系のクリエイティブ系のもの、プログラマーなんかまであります。

今回はその中でもクリエイティブ系職種の派遣について、

どういったものか、紹介していきますね。

 

派遣社員として働くことのメリットとは?

正社員ではなく派遣社員として働くことのメリットは?

と聞かれると一体メリットがあるのだろうか?と考えてしまいますが、

派遣で働くメリット、というのもちゃんと存在します。

 

・多くの会社で様々な経験ができる。

・未経験の人は実績をつめる。

・一般には出回っていない求人もあるので、大手で働くこともできるかもしれない。

・派遣先会社と雇用を結ぶわけではないので、

 休日や残業に関するトラブルが少ない。

・残業代がきちんと支払われる。

・何かトラブルがあったとしても、派遣会社が間に入ってくれる。

 

このようなメリットがあります。

ウェブデザイナーなどデザイン系のお仕事は、

通常経験がないと雇ってもらえなかったり、未経験求人が少ないことから、

派遣会社を利用して、様々な会社で経験を積んだり、スキルアップすることができます。

また、デザイン会社のトラブルで多いのが、休日がない、

残業代が支払われない、労働時間が長いなどのトラブルです。

しかし、派遣社員であれば、派遣先の会社と雇用関係を結ぶことはないので、

派遣会社基準の休日・残業手当を受け取ることができます。

ただ、派遣先の会社によっては、派遣会社に高いお金を払っているのだから、

きちんとスキルのあるデザイナーが良い、

もしくは現場での作業スピード・柔軟性を大きく求められることもあります。

 

では逆にデメリットはあるのかというと、もちろんあります。

デザイン系の派遣に限ったことではないのですが、

履歴書に派遣の経験しかないと、実際正社員で働きたい、となったときに、

どうして派遣でしか経験がないのか聞かれますし、場合によっては、

長く同じ場所に留まりたくない人なのでは?という、

印象を与えてしまうこともあります。

 

このように派遣で働く、ということは良いこともあり、

逆にマイナスの面もあるので、両方の側面をよく考えてから、

派遣社員として働く、ということを決めたほうが良いかもしれませんね。