iPhone6発売とこれから

iPhone6の予約販売が開始されましたね。

種類は2つあり、iPhone6とiPhone6Plusの2つがあります。

大きさが異なり、Plusの方が大きい仕様になっています。

 

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参考:Apple - iPhone - モデルを比較する

実際の大きさは、以下のようになっています。

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参考:Apple - iPhone - モデルを比較する

私はiPhone5を持っていますが、現在のものよりも一回りくらい大きいのが、

iPhone6で、さらに大きくなったものがiPhone6Plus、というわけなんですね。

 

現在スマホサイトを作成する時、解像度に考慮して、

2倍のサイズで画像を作るのが主流になっています。

 

画面サイズに合わせて作成すると、どうしても画像がぼやけてしまうので、

2倍の大きさで作成して、そうしないように配慮します。

 

しかし、今回のiPhone6Plusの場合、

従来のものよりも高解像度になっているため、2倍ではなく、

2.6倍で作成しなければならなくなる、とのこと。

 

大きな画像を処理するのにもPhotoshopでも限界があります。

そこでツールについてもIllustratorが主流になってくる、

ということが予想されるようです。

確かにベクターであれば、画像が大きくなっても、

ぼやけてしまう、という心配は無くなりますし、

こういった高解像度化にも対応できるので有難いですよね。

 

また、これからは「インブラウザデザイン」を勉強していくのが、

ウェブデザイナーにとってキーポイントになるようです。

インブラウザデザイン」というのは、

ブラウザ上でデザインすることを指します。

現状ウェブサイトを作成する時、

PhotoshopIllustratorでデザインカンプを作成して、

それをスライスして、それからコーディング、という流れでしたが、

インブラウザデザインの場合だと、簡単なワイヤーフレームと、

画像や文章といったコンテンツを用意して、直にコーディングしながら、

ブラウザでデザインしていく、という流れになり、

ワークフロー自体も少なくなり、効率もよくなります。

インブラウザデザインの手法を使えば、

PC用・スマホ用のデザインカンプを作成する手間も省け、

時間短縮にも繋がります。

ただ、きちんとデザインするにはそれ相応のコーディングスキルを要するでしょう。

 

現在スマホ利用者は格段に増加しています。

総務省調査によると、20代のスマホ利用者は88%、

また30代でも80%と確実に増えています。

 

それと相まって、スマホでのインターネット利用率も大きくなり、

PCのウェブサイト閲覧者は現在も多いですが、

スマホでウェブサイトを閲覧する割合も大きくなっています。

 

これからウェブデザインはあらゆるサイズの端末に

対応していかなければならないので、ウェブデザイナーもデザインだけでなく、

今まで以上にコーディングをガシガシできるようにならないといけない時代になってきそうですね。